お城の動物園応援隊 わかやまフレンZOO（フレンズー）ガイド

「ベニーちゃんが冬眠する」と
動物園管理事務所の竹本さんから動物園応援隊に連絡がありました。
毎年12月、お城の動物園のベニーちゃんの園舎前で、
「ベニーちゃんおらへん」
「もう冬眠してるんや」という会話に幾度遭遇、訂正したことか・・・・

ベニーちゃんの冬眠は実はすべて1月なんです・・・・
11日が　平成12年
12日が　なし
13日が　平成20年
14日が　平成17年
15日が　平成15年・16年・19年・20年
16日が　平成　8年・9年・10年・13年・18年
17日が　平成14年
18日が　平成11年　　　　でした。　　（情報提供は和歌山城管理事務所　吉田さんです）
今年は13日だそうです。
ということは明日ですね。確かに寒い！！！

では、今年初めてベニーちゃん冬眠情報を読んだ方へ・・・・・
　　　　　　　（飼育員さんが親切に教えてくれました。）

Q１　冬眠する日はどうして決めるの？
　　冬眠する日は、飼育員さんが寒くなってきた頃、天気予報を見て冬眠の日を決めるんだそうです。
　　ベニーちゃんからもサインを出すことがあるそうで、「そろそろちゃうん？」と
　　運動場で動かなくなるそうです。（目覚めも3月の中旬ころに天気を見計らって決めるそうです ）

Q２　どうやって冬眠させるの？
　　日を決めると、ベニーちゃんにいったん運動場に出てもらって
　　その間に寝室にワラを敷き詰めベッドを作ってあげるんですって。

Q３　冬眠中にも食べるってほんと？
　　食べるそうです。飼育員さんが、様子を見ながら食事をあげるんだそうです。
　　様子を見ながらとは、2～3日に一回程度、餌が無くなってきたな～となったらあげるんだそうです。
　　ふかし芋や、バナナ、食パン 、ゆで卵、熊用のペレット（熊用のペットフード？）水など、
　　通常の3分の1程度を差し入れするそうな・・・・

Q４　野生の熊も起きて食べるんですか？　　
　「野生の場合は動物園のように餌がないので、ほとんど眠っています。
　　熊の場合、体温が3度程度しか下がらないので、うとうとと眠っている状態なんですって。
　　だから何か刺激があったときは目を醒ましたりして、
　　醒ましたとき、眠っている穴にある苔を食べたりすることもあるそうです。

「というわけでベニーちゃんもうとうとと眠っている状態なので、
　おなかがすいたな～と思ったら起きてきて食べるんです」
　なんだそうです。

　3月にまた元気な姿を見せてね、ベニーちゃん！！！
　
　　　昨年和歌山市に住む楠本親男さんから提供いただいた写真です。
　　　皆さんからお城の動物園にちなんだ楽しい写真提供お待ちしています。

　　　連絡先　わかやまＮＰＯセンター　お城の動物園応援隊事務局　073-424-2223まで